『在宅勤務』。
新型コロナウイルスが流行り始めてからこの働き方を導入した企業様も多いのではないでしょうか。
現在も候補者(転職希望者)の方から「フルリモートの案件はないですか?」とよく質問をいただきます。
しかし、本年5月から新型コロナウイルス感染症もインフルエンザ同様の5類に移行し、生活をする上でも規制が緩和されつつあります。
その影響もあるのか、弊社とお取引のある中でフルリモート勤務を導入されている企業様は少ない印象です。
果たして、フルリモートで働ける環境は今の世の中にどれ位あるのでしょうか?
そこで私たちは、在宅勤務の現状を知るため、弊社にご登録をいただいている皆様に実際にアンケートを取らせていただきました。
※弊社にご登録されているのは、主にSCMおよび購買領域のお仕事をされている方々です。
今回は以下の内容でアンケートを取りました。
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Q1. あなたの働き方について、教えてください。
・フルリモート ・ハイブリッド ・原則出社
Q2. ハイブリッドを選んだ方に質問です。週に何日間リモート勤務をしていますか?
・週1日 ・週2日 ・週3日 ・週4日
Q3. 理想の働き方を教えてください。
・フルリモート勤務
・ハイブリッド勤務(週1日リモート勤務)
・ハイブリッド勤務(週2日リモート勤務)
・ハイブリッド勤務(週3日リモート勤務)
・ハイブリッド勤務(週4日リモート勤務)
・原則出社
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アンケートの結果は以下の通りです。
現在の働き方として、最も多いのは「ハイブリッド勤務」(リモートとオフィス勤務併用)であり、全体の49%を占めました。

ハイブリッド勤務をしている方の中では「週2日のリモート勤務」の割合が最も大きく、38.9%でした。

理想の働き方第1位は、32.1%で「週2日のリモート勤務」でした、現在の働き方と同様にハイブリッド勤務が上位に位置しました。

さて、次はフルリモートに注目してみましょう。
まず、現在フルリモートで勤務されているのは全体の8.5%であり、1割に満たない数値となりました。このことから、フルリモート勤務が可能な環境は多くはないことが推測されます。

一方で、フルリモート勤務を理想の働き方として選択された方は、全体の19.8%となり、約2割の方がフルリモート勤務を理想の働き方とお考えのようです。

結論、アンケートに答えてくださった方の約半数が、コロナ5類移行後も在宅勤務制度を引き続き活用されており、その中の約8割以上の方が週2日以上のリモート勤務を実施していることが分かりました。
また、フルリモート勤務においては回答者様の1割未満とごく僅かの方しか行えていないのが現状で、フルリモート希望の方の数に対して、それを満たす環境の数が釣り合っていないと考えられます。
原則出社されている方も42.5%もいらっしゃる中で、果たしてこれから働き方はどう変わっていくのでしょうか。今後も注目が必要ですね。
今回は106名の方にアンケートにご協力頂きました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!
*こちらの数値はあくまでも弊社調べの物となります。